J.S.バッハの「平均律クラヴィーア曲集」は、ピアノを勉強している人がバッハのインベンション(2声)とシンフォニア(3声)の次にチャレンジする曲集です。
西洋音楽には全部で24調があり、その全ての調での作曲が可能であることを証明した、金字塔のような存在です✊
ゆえにピアノ曲の中では、このバッハの平均律曲集を「旧約聖書」、ベートーヴェンのピアノソナタ全集を「新約聖書」と例えたりするようです。
この素晴らしい平均律曲集は、1巻2巻ともに24番まであり、其々プレリュードとフーガの組み合わせになっています。
「平均律」とは、1オクターブを均等に分割した音律のことで、西洋音楽では12平均律を用いています。
つまり、1オクターブは、12音から出来ています♪(^▽^)/
そして12音の各音で始まる調に夫々に長調と単調があるので、全部で24調になるのです(^O^)/
この曲集は、バッハが生きていたバロック時代の「対位法」という作曲法で書かれています♪
それは、複数の横のメロデイーが絡み合い折り重なり合い、同時にその縦の響きが素晴らしいハーモニーを奏でる書法です。
そのため、横のメロディーラインと縦の和音の響きの両方を同時に聞き取りながら演奏しなくてはなりません。
さらに、そのメロディーラインが5本もある場合には(5声)、同時に5つものメロディーを聴き取っていかねばならず、5つの耳が必要になります。
学生時代には、この5声を聴きとるのが大変で、メロディーラインを追いかけることで手一杯だった記憶があります。
現在この素晴らしい平均律の勉強に再チャレンジしております😊
小鍛冶邦隆先生(東京芸大作曲科名誉教授)とピアニスト中井正子先生がコラボの、目が覚めるような講座を受けて感銘を受けております。
平均律に対する全く新しい印象と知識に豊かな演奏方法、また歴史や宗教も絡んだ奥深いお話に毎回感動のため息です。
この感動を皆様と共有したく、講座での経験を少しお話したくなりました😊
講座の内容についてNo.2に続きます。