「心を込めて歌って弾きましょう…」という文言をよく見かけますが、本当に声に出して歌うわけではありません！
「歌って弾く」とは、どういう風に弾くことでしょうか？
速く弾いたり遅く弾いたり…テンポを変えることでしょうか？
強く弾いたり弱く弾いたり…強弱を変えることでしょうか？
楽譜に書いてある通りに忠実に表現することでしょうか？
勿論その全てが大切なのですが、最も大切なことは、和音(２つ以上の音の重なり)の音色の変化を良く感じることなのです。
そうすると自然と音楽的な表現がついて来るのです?
なのでレッスンでは、和音の見分け方と感じ方を、小さい頃からとても大切に教えています。
小さな生徒さんからシニアさんまで誰でも、具体的に聴くことができれば、和音に必要な音量や速さを直ぐに掴んでくれます。
そして直ぐに似たように弾くことができるようになります。
気がつくと、皆楽しそうに歌って弾いています??
これが実は、歌って弾くということなんです?