ショパンコンクールの本選1次が終わり、2次が始まりました。
1次の14人の日本人の演奏はどれも素晴らしかったのですが、その中で8人が通過しました。
ここまでくると、どのコンテスタントも大変すばらしく、甲乙付けがたしです。
ベストの状態で演奏されることを祈るのみです。
課題曲の中のポロネーズについて、それぞれ大変素晴らしいのですが、ポーランド人のポロネーズを聴いていて「これぞポロネーズ!」と感じることがありました。
聞いていてポーランド民族の誇りと品格、威厳と雄々しさが感じられました。
何とポーランド貴族の誇らしい姿が目の目に浮かび上がりました・・・不思議ですね・・・
他の国の人のポロネーズはどんなにすばらしくとも、こういう感覚にはなりません・・・
とても感動した瞬間でした!
コンテスタントは、それぞれの国の文化を背負って素晴らしい演奏を紡いでいるのですね。
出身国、民族の事を考えながら聴くとまた違った味わいがあると思いました。
益々佳境に入るショパンコンクール・・・楽しみです。